ホーム診療案内 > 外科

外科

診療時間

概要

~幅広い分野の診療を提供します~

美濃病院の外科医師は、消化器一般・心血管・呼吸器の3分野の臨床経験を積んでおり、胃・大腸・肝・胆のう・すい臓などの腹部の病気を中心に幅広い診療を行っています。岐阜大学病院との連携により、心血管・呼吸器疾患の治療まで提供できる体制が整っています。日本外科学会・日本消化器外科学会・日本消化器病学会の研修施設として認定されています。
専門外来では、静脈瘤などの血管疾患、乳がん、痔などの肛門疾患をあつかっています。
女性外科医師による診察も行っておりますので、特に乳腺・肛門疾患の方はご利用ください。



病気と治療を知って健康になろう!!

スタッフ

病院長 診療部長 阪本 研一
医長 松友 将純
医長 丹羽 真佐夫

内視鏡下手術

~小さな傷で、術後の痛みも少なく、回復も早い~ 

内視鏡下手術とは、お腹や胸などに小さな穴を開け、そこから内視鏡(カメラ)や手術器具を入れて、モニターの映像を見ながら行う手術です。小さな傷で手術を行うため、術後の痛みが少なく、回復も早く、早期の退院が可能なため、女性の方や高齢の方、働き盛りの忙しい方に恩恵の大きな手術方法です。

早期がん・胆石・鼠径ヘルニア・自然気胸などに多く行われますが、進行がんの方でも行える場合もあります。外科医・施設の習熟度や経験によって治療レベルや対象疾患が異なります。

美濃病院では平成15年に最新設備を導入して以来、内視鏡下手術を多くの方に行ってきました。平成27年度に行われた全手術の40%、胃・大腸手術の58%が内視鏡下に行われました。
安心して内視鏡下手術を受けていただける環境が整っています。

胆のう疾患に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術

~さらに傷が目立たない単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています~  

胆のうは消化器官の一つで肝臓から分泌される胆汁(たんじゅう)を蓄えておく器官です。胆のうの病気で一番ポピュラーなのが胆石症です。胆汁成分が結晶化し医師が形成されて発症する病気です。食事の後に右のわき腹やみぞおち、背中に違和感や痛みを感じる方は胆石症の可能性があります。

症状が重くなると胆のう炎を起こしたり、発熱・嘔吐(おうと)・黄疸(おうだん)を伴うこともあります。何となくお腹の上部が不快だとか、お腹が張るとか、便通異常がある軽い症状の方もみえます。偶然、検診などで胆のうに石を指摘されたなど症状のない方の約20%が将来発症するといわれています。
症状を起こした場合、そのまま放置しておくことで、胆のうがんになる場合もありますので、症状のある方には治療が行われます。胆石症のほかにも、無症状の胆のう結石、胆のうポリープや胆のう腺筋症(せんきんしょう)では治療が必要な方がみえますので、専門医にご相談ください。

胆のうの標準治療は内科治療ではなく胆のう摘出術です。1時間前後の内視鏡下手術で1週間前後の入院で生活復帰できます。通常4ヵ所の小さい穴で行いますが、美濃病院では平成22年から1ヵ所の穴から全ての手術を行う単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術を採用しており、多くの方が受けられています。胆のうの病気はこじらせると治療が大変になりますので、ひどくなる前にご相談いただくことをお勧めします。

鼠径ヘルニア(脱腸)

太ももの付け根(鼠径部:そけいぶ)は、もともとお腹の壁にすき間があり、加齢でお腹の筋肉が弱って、すき間が大きくなり腸が外にとび出やすい場所です。太ももの付け根がふくらむ方は、鼠径ヘルニア(脱腸)かもしれません。外にとび出た腸は通常、横になればお腹の中に引っ込んでしまいます。しかし、この病気の怖いところは、とび出た腸が突然、もとに戻らなくなってしまうことがあることです。この場合、ふくらみは急に硬くなり、押さえても引っ込まなくなり、お腹が痛くなったり吐いたりします。数時間以内に対処しないと腸に穴が開く危険性があります。そのような事態をさけるために早めの治療をお勧めします。

残念ながら脱腸は薬では治りませんので手術が必要です。美濃病院では平成26年から腹腔鏡下ヘルニア手術を採用しており、手術法の進歩により昔と違って、術後の痛み、突っ張り感は少なく、翌日から歩行できて再発率も低い体にやさしい治療を1週間以内の入院で受けていただけます。 

下肢静脈瘤は血管外来

足の血管がミミズのようにふくらむ下肢静脈瘤は、人間が立って歩くゆえにおきる病気で、程度の差こそあれ30歳以上の3人にひとりは、この病気を持っていると言われています。

立つとふくらむ、目立たなくても、長時間立っていると痛い、足がむくむ、疲れやすい、かゆい、湿疹やしみがある、こむらがえりがよく起こる・・・・というのも下肢静脈瘤の症状です。「遺伝、出産、立ち仕事、年齢」と関係があり、女性に多いのですが、男性でも立ち仕事の方は要注意です。妊娠後に発症し、立ち仕事に従事しているうちに、年齢とともに進行するのが典型例です。

自然に治ることはなく、かゆみ、色素沈着、皮膚炎、静脈炎を繰り返しながら、最後には難治性の皮膚潰瘍になってしまいます。この病気は、停滞した血液が固まり、肺に流れてつまる肺塞栓症という突然死の原因になります。長時間飛行機に乗ったときに起きるエコノミー症候群や車の長時間運転による突然死と同じメカニズムです。

治療は、専用の弾性ストッキングの着用、静脈抜去術・高位結紮術などの手術、硬化療法(薬を注射して静脈瘤を固める)を組み合わせて行います。外来でできるものから日帰り手術、3~4日の入院が必要なものまで、麻酔法も局所麻酔・脊椎麻酔・全身麻酔があり、症状と患者様のご希望に合わせて幅広い治療選択ができます。

下肢静脈瘤以外にも、糖尿病・高血圧・高脂血症の方や、喫煙者に多い「閉塞性動脈硬化症」や、深部静脈血栓症の診断・治療を行っています。  

乳がんは乳腺外来

~女性のがん第1位、どんどん増えています~

乳がんは、平成6年に胃がんを抜いて、日本の女性がかかるがんの第1位になりました。日本女性の12人に1人が乳がんにかかるといわれており、身近な病気になっています。乳がんは40歳代から60歳代が発症のピークです。乳がんは、早期に発見すれば乳房を温存することも可能で、ほとんど命を脅かすことはありません。

乳がんは、自分で発見できる数少ないがんの一つです。定期的に自己検診を行うことが最も手軽で最も大切なことです。乳がんは、“しこり"を形成するタイプと形成しないタイプに分かれます。前者には触診が有効ですが、10円玉より小さいと見つけることができません。早期診断のためには、マンモグラフィー、超音波検査を受ける必要があります。乳がんで命を落とすことなく快適な人生をすごすためには、市町村のがん検診を2年ごとに受けることがとても大切です。

美濃病院は、平日に仕事や子育てで乳がん検診が受けられない方のために全国ピンクリボン運動として行なっている「マンモサンデー(毎年10月第3日曜日)」に成27年から参加しております。また、平成28年7月の「みの健康管理センター」開設を機に、最新の診断機器を導入し、日曜検診の回数を増やす試みを行います。美濃病院では、乳腺担当医全員が乳がん検診マンモグラフィー読影認定医の資格をもっています。女性医師による診察、女性技師による検査も行っておりますので、ご利用ください。

乳がんは、治療開始後10年間という長い期間におよび定期的に外来診察が必要な病気です。美濃病院では、診断はもちろん、乳房温存を含む乳がん手術・化学療法を行っており、放射線治療・乳房再建術といった特殊治療は他施設と連携して、地域の患者様に安心して地元で治療を受けていただけるような治療体制が整備されています。

痔などは肛門外来

~恥ずかしがらずに、早めの受診と治療を~  

お尻の病気はなんとも憂うつなものです。「ぬり薬では良くならないけど、手術はちょっと・・・」と悩まれている方も多いことでしょう。痔ではない状態を痔と思い込んで悩んでおられる方や、命にかかわる病気がかくれていたりすることも少なくありません。特に下血がある方は、大腸がんの可能性もありますので放置されないでください。恥ずかしがらずに、お尻の診察を受けていただくことが大切です。
女性外科医の診察も行っておりますので、気軽にご相談ください。患者様の病状とご希望に合せて、いくつかの治療法から適切な方法を選択します。


①硬化療法(ジオン注)
内痔核を切除しないで患部注射により治す新しい治療法で、入院が必要です。
切除しないために、治療後の痛みがとても少ないのが特徴です。

②ゴム輪結紮法(ヘモパッチン)
内痔核をゴム輪で結んで治す外来で受けられる体にやさしい治療です。

③PPH法
内痔核、直腸脱などに効果がある特殊な機器を用いた手術方法で、入院が必要です。
切除と縫合を肛門内のみで行うため、術後の痛みが少ないのが特徴です。

④結紮切除術
従来から行われている手術方法で、入院が必要です。
重度の内痔核・外痔核ほか、幅広い病状に対応できるのが特徴です。



代表的な病気と治療について紹介いたしました。
お気軽にご相談ください。
ページの先頭へ戻る
地域の皆様へ
患者様へ 医療関係者の方へ
当院について 健診・人間ドック 訪問看護ステーション清流 新着情報