夏限定ですが、セントレア空港から十勝帯広便が運航します。
我が家はこの便にのって5泊6日の北海道を旅しました。
レンタカーを借りて走行距離はちょうど1000キロ
道内にも高速道路ができたので、峠越えが少なく時間はかなり短縮できたように思います。
飛行機を降りてよく見かけたものは、金色のような黄色のような柔らかそうな麦とホウレンソウより少し色が濃くて葉が大きい野菜です。現地の人は『内地の人はホウレンソウだって間違えるよ』と言っていました。これは、「てん菜」といいます。見た目は大根のようでいて、実はほうれん草と同じアカザ科の作物。ほのかな甘さをもつ野菜で、てんさい糖に含まれるオリゴ糖が腸内のビフィズス菌の栄養源となり、活性化の手助けをしてくれるのです。北海道でつくられる「てん菜(ビート)」。ジャガイモや牛乳などと並ぶ北海道を代表する農畜産物の一つで、日本の生産地は北海道だけなんだそうです。
二日目の夜は、夏のこの1週間しか開園しない旭山ナイトZOOに行ってきました。当然お目当ては白熊!ではなく、絶滅危機の森林オオカミです。夏場の日中はほとんど昼寝をしているそうですが、この日は20時くらいでしょうか、岩の上に白、黒、灰色のオオカミが漫画でもよく見る月に向かって吠えるシーン、あれが始まりました。鳴き声は大きく、私は10人くらい男性が集まって遠吠えに便乗しているのかと思うほどでした。かなり感動!来てよかった旭山動物園。(ちなみにオオカミはイヌ科なので犬よりやや体長が大きく、動きが早い、そして野性的な生臭さもありました。)
最後は「北の国から」についてです。1981年から放映された田中邦衛さんの「北の国から」は本当に素晴らしいドラマでした。この8月で閉館されてしまった北の国から資料館は、それはそれは当時の記録や作品がいっぱいでファンにはたまらない夢のような資料館でした。閉館されるのはとても惜しいです。最後に行くことができて本当によかったです。
ちなみに黒板五郎さんこと田中邦衛さんは岐阜県出身の俳優です。
五郎さんの建てたエコロジカルな家々を巡る旅は本当にお勧めです、富良野ラベンダーの咲き乱れる時期に合わせ是非遊びに行ってみてください。