美濃病院薬局 実務実習のページ

当院薬局では新モデルコアカリキュラム(平成28年改訂)に対応した、実習プログラムを作成しています。

カリキュラムの例

 

 

≪凡例≫

●黄色:当院実地・オンライン上どちら実習可能なもの(オンラインを選択可)

●青:当院実地でしか実習できないもの

評価項目:(1)-②、③

●院内での薬局の役割(求められる事)。他部署とのコミュニケーション。守秘義務・病状の告知未告知の注意について。

 

評価項目:(2)-②、③

●処方箋を見落としなくチェックする手法

●処方箋から必要情報を抜き出す

●処方箋×電カル患者情報との付け合わせチェック

●疑義照会への応対実習

 

評価項目:(2)-③

●注射箋の正しい読み方・調剤方法について

●注射薬の配合変化・投与濃度・投与ルートに配慮必要な薬・危険な薬などの注意(実例を挙げる)

●高カロリー輸液の混注実習(薬の性質と調剤タイミング)、化学療法薬の混注見学(外来化学療法の見学も行う)

 

評価項目:(1)-③、(3)-①

●急性期医療(外傷治療、発作治療)

●周術期医療(外科の消化器系手術前後ケア、整形の膝・腰などの手術前後のケア、それらによる経口摂取の注意、術後せん妄と対策)

●外来化学療法の管理(Excelでのレジメンシートをもとに管理、点滴化学療法薬の混注、指導内容・患者提供情報など)

●終末期医療への薬剤管理(せん妄時の最適薬の提案、栄養剤の提案、オピオイドローテーションなど適切剤型への変更、緩和剤の提案など)

●医療用語の実用例

 

評価項目:(2)-⑥

●ハイリスク薬の安全管理。金庫保管・麻薬箋・特定生物由来製剤の台帳など。

●調剤ミスを減らす為の工夫・体制について(調剤者と監査者は別・一人の場合時間を変えるor他職種の眼をかりる)

●インシデント・アクシデント発生時のフォローアップ体制(インシデントレポート、降圧剤の投与ミスなら血圧経過の観察など)

●感染予防での手洗い方法・各種防護着の着用方法

●感染性汚染物の正しい処理方法

 

評価項目:(2)-④、その他オンラインで出来なかった内容補完

●来院・入院者の情報把握(電カル・担当看護師の情報など)したうえでの応対実習。

※いわゆる「病棟薬剤指導」にあたる。当院では「病棟薬剤指導実施加算」も算定中。

●入院者(又は家族)からの情報聞取り実習(項目:生活習慣、コンプライアンスとアドヒアランス、アレルギー歴、副作用歴など)。正しい情報を聞き取る為のコツなど。

●服薬管理・服薬指導を行える(正しい薬を、正しい時間に入れ続ける為に行う)

●特別配慮必要な患者属性(妊婦、小児、高齢者、認知症患者、手先不自由)への対応例

●退院指導の実習。医療者の目を離れてもなお正しい服薬管理をするために、様々なデバイスとスタッフを活用する。

●電子カルテへの記載実習。

 

 

●「総合演習」の部分で、担当した患者さんについて発表をします。

●パワーポイント・Googleスライド等のスライドツールは勿論、Zoom・Google Meet等のテレビ会議ソフト使用も考慮いたします。

 

方針

実地のみの実習内容

●当院実地でしか出来ない内容は当院で行います。

例:「高カロリー輸液の混注」「注射薬の調剤・鑑査」「感染対策・実際のクリンネス用品の着用」「患者さんを入院~退院まで薬剤管理する」など。

 

実地orオンラインで行う実習内容

●オンライン可能な内容は当院実地 or オンライン上(Zoom会議システム・ゼロックス実習管理システムのメール機能)を利用してのリモート で行う予定です。

なるべく実地で行いたいですが、学生の通勤距離的な負担・各種感染症の流行状況から鑑みてオンライン上とさせていただく場合もあります。

例:「臨床の心構え」「注射薬の調剤・配合変化の指摘」など。

 

オンライン実習の具体的方法(予定)

 

●実習日の9時~15時までの間に、すべてを行います。

●課題としては1日3~5時間程度で出来る内容にします。

●Net環境での実習を選択された場合でも、病院実習の臨場感をだすための工夫を致します。

●準備:Wifi環境は必要です。

 

当院の特徴・内容

●122床と小規模ですが常勤科4科・非常勤科6科を 備える総合病院です
●病床内訳は急性期45床、地域包括77床となります
●病院薬局ですが保険調剤薬局の人間が2日1回位相談に来るほど、距離が近いです。
●他職種(看護師・放射線技師・検査技師・臨床工学士・リハビリ技師)にも気軽に話せます。
●化学療法(がん・リウマチ・潰瘍性大腸炎)、感染対策ラウンド、栄養管理ラウンド、も行っています。
●併設の訪問看護ステーション・近隣保険薬局とも連携し時には訪問指導も行っています。

 

参考

評価方法について:「薬学実務実習の観点について(外部リンク)

 

実務実習担当者 武井(実務実習認定指導薬剤師)