新緑を見ながら訪問

4月から訪問看護ステーションに異動になりました理学療法士です。

桜が散り新緑がきれいな季節となりました。美濃の雄大な山々の新緑を眺め、清々しい気持ちになりながら日々患者さんのお宅を訪問しています。

訪問リハビリを利用される患者さんは慢性的な疾患や後遺症を患われている方が多く、治療段階としては「維持期」「生活期」の方が多いです。病状は落ち着いているので、入院中の「急性期」の患者さんと比べるとリハビリによる症状の改善度は少ないですが、患者さんが実際に生活する場で直接的にアプローチできる点がやりがいの一つだと感じています。患者さんやご家族のニーズを細かく聞き、現状の動作能力で少しでも生活がしやすくなるように、また介護がしやすくなるように、実際に生活している場で動作練習したり生活環境を整えることを工夫していく点がおもしろさだと感じています。

訪問リハビリは介入期間が長期にわたりますが、リハビリが漫然としないように少しでも生活しやすくなるように患者さんやご家族と共に目標を立てながら目的を持って取り組んでいこうと思います。訪問リハビリが患者さんにとって楽しみの一つになれば幸いです。

普段は車いす生活をされている患者さん

奥さんの介助で大好きなリビングまで歩いていきテレビを見ることが当面の目標です(^^)