深まる秋の夜に思うこと

深まる秋の夜に思うこと

11月担当 訪問看護ステーション 清流

コロナ、コロナとこの1年間、コロナという言葉を聞かない日はなかったですね。ようやく、新規感染者数も落ち着きをみせてきたところですが、あと何回ワクチンを打たねばならないのでしょうか。いやだわ。ところで、2021年もあと1ヶ月ほどで終わろうとしていますが、皆さまにとってこの1年はどんな年だったでしょうか。仕事は?私生活は?楽しく充実したものになっていましたか?

私のことで恐縮ですが、最近、夢中になっていることは「漢字のクロスワードパズル」いわゆるナンクロです。1冊1000円ほどで何日も楽しめ、つい時間が経つのも忘れてしまい、ナンクロの合間に家事をこなしているこの頃です。そして、難しい問題が解けたときの喜びは当然ありますが、さらに、四字熟語などちっとも知らなかった私ですが、(もちろん、スマホ片手に調べて)四字熟語が教えてくれる新しい世界が見えてきたというととても大げさに聞こえますが、それに近い感覚がありとても新鮮です。少し、例をあげてみると

「一期一会」・・・あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのもの

「大所高所」・・・個々の細部にとらわれない大きな観点のこと

偏見や私情を捨てた広い視野をもつこと

「生生流転」・・・万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること

これらはナンクロに出てくる確率がまあまあ高い四字熟語です。どうですか、熟語の意味がわかると改めて自分の今までの行い、そしてこれからのことを見直してみようとすこ~

しだけ思いませんか。仕事のこと、私生活のこと、その他もろもろの煩わしいことがいっぱいある世の中ですが、そんなに捨てたものでもないかもと思えることがあることはステキなことですよね。