訪問看護の世界へ

6月担当 訪問看護ステーションの看護師です。
4月の異動で11年間の病棟勤務から初めての訪問看護の世界へやってきました。新しい世界へ突入することに期待と不安を抱き4月がスタート。まずは利用者さんの名前とご自宅を覚えるのに精一杯。車の運転が得意ではないこともあり、訪問看護プロフェッショナルの大先輩を助手席に乗せて、まるで自動車学校の生徒のような緊張感で病院を出発です。市内から洞戸や美並へ車を走らせると満開の桜や、きれいな川の流れが目に入りいつの間にか気分はウキウキ。そんな気分もつかの間で利用者さんのご自宅へ到着し、緊張しながら利用者さんや家族へ挨拶をすると皆さん温かく出迎えてくださりました。いざ利用者さんの生活の場へ足を踏み入れると、病院とはかなり勝手が違うことに戸惑いながら先輩Nsと利用者さんのやり取りをみては日々勉強し過ごしました。

5月に入り、1人で利用者さんのご自宅に訪問するようになりドキドキしながらの訪問。でも大丈夫!!「分からないことや、困ったことがあったらいつでも電話してね!」と大先輩や私より年下だけどリスペクトすることばかりの先輩NSの優しいフローがあり、なんとか独り立ちしました。

6月になると、少しずつ訪問にも慣れ、最期まで自宅で過ごしたいという癌末期の利用者さんや家族を支えたり、認知症や独居の利用者さんのその人らしい生活ができるよう援助したり、訪問看護ならではのやりがいを感じながら楽しく働いています。
そんな訪問看護での仕事で私にとって1つ大きな問題が・・・
それは暑さに弱いことです笑笑。
今年は5月後半から気温30度超える日が出てきました。今まで冷房の中でしか仕事をしたことがない私にとって外の世界はとてもつらい・・・苦笑
高齢の利用者さんのご自宅ではエアコンがいつも入っていないんです。ケアをしていると汗で目がしみて開かない状態になります笑笑。
でも、まだまだ序の口。これからが夏本番です!!気温40度近くなる日も出てきます。私のトレードマークとなっている首タオルを巻いて日焼けの心配をしながら(シミができる~苦笑)今日も訪問看護ステーション清流と書かれた白い軽自動車に乗って出発です。